新宿無駄写真

歌舞伎町、新宿、新大久保他の没写真

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    h01
    撮影/名前は出せないけど昔愛してた人


    かつて愛する人に送ったことのある薔薇が、また咲いた写真を(当時1年くらいしてから)もらった。
    暫く机に貼っていたらとても汚れてしまった。
    クリック拡大すると、いかに写真表面に年季が入っているかよくわかる。

    薄い顔立ちで、とても情の深い声の良い人で、
    陰陽でいうと陰だね、という出会いだったが、当時は彼女もいたので
    最初に会って8年くらい経ってから、やっと
    ほんの少しだけ付き合っていたが、雨の日にソファーを濡らして以来
    別のわだかまりもあったんだろうけど捨てられた。
    もうすっかり体はオヤジに入ろうとしていたが、
    まだ精神的に自分が子供だったのだ。

    僕は人を想うと、はるか小学校の頃からずっとそうなのだが、5年くらいは
    平気で片思いが続いてしまうので、なかなか次に移れない。

    しかし、非情なもので、
    今ではもう彼女も人妻、であることをネットで知った。
    今はどうしているやら。
    もうそろそろ子供でも産んでそうだね。

    厳密にはここは新宿ではないのだが、
    新宿近くの職場に飾っていたからまぁいいか。

    こちらは当てもなく、相変わらず新宿を彷徨っている。
    作家の永沢さんも死んでも(新宿)2丁目を彷徨っているようだし、
    まあ僕はもし逝ったら歌舞伎町の中でもめだたないあたりを彷徨おう。
    やっぱり新宿センター街とかの辺りかなぁ…。


    青龍刀事件の。
    じゃなきゃ歌舞伎町2丁目のマンダリン跡あたりか。
    あそこ、廃墟だけど、大きな地蔵様みたいなのがいるのがなんか、
    実はなんかあったんじゃないかという気がする。


    ほんとうに地脈だったりするのはあそこなのかも。

    (あの地は、仏像みたいなのはなくなって既に再開発されています)
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    新宿御苑近くで取り壊しが始まっている、ヤコボビル他2つ。表通りのヤコボビルは鉄柵に囲まれ、裏道の2軒中1軒は既に取り壊し始まっているようだ。そちらは防音柵に囲まれている。

    その3つの取り壊し予定のビルの中でも、新宿通り沿いにあるヤコボビルはヤコボの本社が退去してから、左半分がずっと空室になっていた。このビル、途中から右側には喫茶店のピクニックと水餃子が半端なく旨い東順永の2件がまだ営業してると思ったが、どうするんだろう。(東順永は5丁目にもあるから困らないのかな)、ここの東順永、お店は地下にあるのに、なぜかトイレが2F。2フロアも先なのがちょっと困りものだ。と思ったら、ピクニックの紹介ページを見ると、右半分は福富ビルというらしい、ということは右半分は壊さないのかな…。

    2つのビル合体されてるのを半分からスライスするなら、すごい技術だな。

    新宿にはこの手の2つ合体系のビルがやたらと多い。花道通りの出口のあたりの紙屋さんが入ってるビルとか、昔コミックハウス系の版元、茜新社が入っていた(今はあそこにあるのかしら)花園神社の芸能浅間神社の右隣のラーメン屋さん無敵家のあるKYビルとか(建物は1つだが、真ん中からKビルとYビルに分かれる)。

    京都では昔の建物に間口が狭い建物が多いのは、昔の時代に間口の幅で税金をかけていた関係だと聞くが、東京(特に新宿)にこの手の2軒合体ビルが多いのは、なんなんでしょうね。建ぺい率とかの兼ね合いなのかしら。いつか知りたい謎です。

    だいぶ前にこのビル(福留ビル側)にまっとうに(用事があって)入ったことがあったが、裏手のほうが迷路みたいになってで別のビルに抜けられた記憶がある。これに関してはこの記事の後ろのほうで理由が判明する。

    新宿美術学院の教室も入っているが、廊下にもそれらしい(美術学生でもいそうな)空気は漂っていた。

    さて、このビルで気になる看板がある。

    上のほうを向いて歩いていないと気がつかないが。
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    上のほうを見ると、「クッニリク王」と書いてあるのが見えるだろうか。
    クッニリク!

    こんな間違い看板を長年放置するなんて!と ちょっと思って
    ちょっと興奮して写真を撮ってみたが、写真を撮った後に、あ、なーんだ。と自己解決。

    よくよく考えれば、
    多分これ右から左に読むんだろうね。「王クリニック」なんだろう。
    昭和40年代以前はこういう逆読み(右から左)の車とかがよく走っていた。
    昔は、横書きは右から左に読むのが普通だった時代もある。
    このビルの古さを語るエピソードだ。

    王という名前だからもしかすると台湾あたりの人なのかしら。

    と思っていろいろ調べてたら「福富ビル」は実はこれは福富第二ビルで

    裏側にあるドッグカフェWITHのあるビルが福富ビル。ああどうりで、同じオーナーが建てたビルなら、そりゃ裏にそのまま抜けられた訳か。で、この、裏側の地味な福富ビルは、伝説の「王貞治」選手(監督)(!)がバット一本で建てたんだそうで。へー。ということは今も王さんの持ち物なのかな。「父の仕福さんと母の富美さん」で福富ビルなんだそうです。そうかー。ここ(裏)にかつて「五十番」があったんだ。新宿御苑前で王伝説を聞くとは思わなかったな。王クリニックは王さんの身内の病院だったんですね(現在は当然そこに無いので外観だけしか見れませんので念のため)。

    いや、王さんのイメージが下町なもんで思いもよりませんでした。

    当然のことですが、私有地でYACOVOビルは解体工事予定中、かつここで採り上げた右半分、および裏のビルは営業していますので、店舗の営業中に正当な用事で行くなど以外は犯罪ですので外から眺めるだけにしましょう。(追記:2011年現在YACOVOビルは解体終了しバイク・車のパーキングになっています)(追記:2014年現在福富第二ビルは解体され確かアパホテル新宿御苑前になっています)

    王さんありがとう! 
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    大浴場もあって、アパにしては珍しく建物に余裕があるのでおすすめです!

    ●参考サイト

    週刊プレイボーる(野球生観戦記):野球散歩10:王さんゆかりの地を歩く(6)
    http://blog.goo.ne.jp/g179jimmy/e/b3d1d5d78bcc1b324a1c37a12655c777

    ●ヤコボ(写真の、1階低い左半分側がヤコボビル)
    http://www.yacovo.com/

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    歌舞伎町には豚の運転するスーパーカーが存在する。

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    猫が、かつて永沢さんのお葬式もとり行われた、正受院裏墓地の塀の上に居た。
    このへんは若干冷えた空気もあるという心霊スポットでもあるのだが、
    日々飲み屋さんもたくさん営業しており、気の悪さは感じない。

    もともとは、このへん一体がお寺だから気にしてたらきりがないのだ。

    今朝は、故・永沢光雄氏(作家)行きつけの店で彼の没後第二作「愛は死ぬ」があったので、一人黙々と(一部は飛ばし読みしましたが)読んでいた。

    リアルに彼がかつて目の前に居た店で、かつて彼が声を持っていた頃、また声を無くした頃のホワイトボードを持って飲んでいた頃を両方知っているので、その本を読むと、まだ彼が店にいるような気がする。

    二丁目界隈の文章が多いだけに、このへんにいると、リアリティを持って迫ってくるのだ。新宿御苑がいつもと違って見えてくる「新宿の森」に非常に共感を持った。僕もいつも新宿御苑を周回するのが(時折の)日課だからだ。時折じゃ日課とは言わないか。彼も鬱だったという意味でも完全に先輩で、かつ同じことをしていた訳だ。

    彼の没後2作と、代表作。


    愛は死ぬ

    恋って苦しいんだよね

    AV女優

    ちなみに永沢さんの奥さんは、この近くの路地に「永澤」というお店を先月オープンさせた。平日は午前3時までやってるので、気が向いたら出版関係者の方は飲みにいってください。(永沢夫話ばかりだと湿っぽくなるので、明るい話題で)。
    ※現在は既に次へステップを踏まれているので、過去の話はあまり話さないほうがいいかもしれません。

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    歌舞伎町の外れのほうの鳩たち。
    朝方、弁当をつついている。贅沢だ。
    しかも1羽1つ。2羽で2つ、弁当の残りをたいらげていた。
    ほんとうはその瞬間をベストショットで取りたかったのだが
    動き出してしまった。

    こういうのは本来、頭のよいカラスの役目なのだが、
    鳩も何か学習して進化しはじめたのかもしれない。

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