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こちらはGreenNascoの付設、右脇の路地にある携帯販売エリアへの誘導看板。
最近それをみてか、またあの路地で2Fにもう1店舗携帯を扱う食材店(新宿ハラルフード)があることからか、さらに新宿八百屋の右脇ののハラル食材店も携帯の取り扱いを開始。このお店は最近増築したり、以前はトルコアイス屋台を出したりTシャツを売ったりと、悪くいえば業態が安定しないが、よくいえばアグレッシブに変化を遂げている。(次の写真)
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いつのまにかこにへんのイスラム横丁(実態はネパール系が多いのだが)での携帯電話取り扱い店舗が増加中だ。

これは、以前から、新大久保には日本、韓国系、中国系問わず中古携帯、SIMフリー端末の一大買いとり店舗が集中していたためで、その業態を真似ている部分もあるし(ハラルフード店ではみる限り販売のみで仕入れはしていないが)。なんらかの仕入れルートがあるのだろう。

元々あったそれら日本、韓国、中国系の買い取り・販売販売店舗が新大久保で栄えた理由は、実際買取・販売系は新宿にもあったのだが、やはり家賃が高いということもあって、新大久保のほうに集中する傾向が起きたこともある。ネットでPRすることもあって、ほとんど見た目にはわからないが、雑居ビルの上のほうに多くが事務所兼店舗を構える。新大久保駅前周辺の雑居ビル、東新宿方向にいくつか、それら中古携帯のショップがもともと点在しているのだ。生活習慣的に新品携帯をあまり使わない外国人が、買う側の顧客としてついてきたということもあった。また仕入れとしては携帯キャリアが店舗に出す販売奨励金でただ同然で携帯を仕入れていた、転売ヤー、携帯乞食と呼ばれる携帯を合法に転がして儲けていた素人の存在が大きな供給源となっているし、もちろん一部には中国系の転売専門の人たちもいて、それらは売れるiPhoneは中国に送ってしまうのだが、売れない機種はこのへんで捌いたりしていた。転売ヤーが新宿あたりで数円で仕入れた新品携帯を聖地新大久保へ売りにくる。それを業者は買って、ネットや店舗で売ったりしていたのだ。かつてはグレーなビジネス感があったが、まあそれが新大久保らしいところだった。

いまではキャリア3社も、分割の残債をたくさん残したまま買って即日転売されたり、たとえば拾った携帯を売られるような違法転売を防ぐため、製造番号を入れるとマルや三角やバツが出るサイトを作っているし、バツの携帯を利用していると停止措置もある。そのため、逆にそれらの問題がなければ、クリーンになった。「現金一括」(残債なし)で買ったものがメインに転売されるようになったからだ。これら中古携帯を買う場合は、このキャリアチェックがマルのものを買わなければならないので注意したい。

さらにキャリア乗り換えや、SIMフリー端末、格安ケータイの普及で、携帯電話の中古端末は買う側にも『抵抗』が減っていることも大きく、昨今、市場は拡大しているのだ。

だが、いわゆるイスラム横丁のそれは、基本は在日現地人のためのもので日本仕様なのかは極めて怪しい。

買ったはいいがアラビア語、海外キャリア製品とか、日本仕様の場合キャリア判定で引っ掛かるなんてことになるかもしれないんで、SIMフリー上級者など以外の人は慎重に見極めたい。