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深夜なので、暗くてすまない。ここ、平田牧場の豚をメインに出していた飲食店「てじまうるeco」だったところだけど、看板が「ヘウンデ(海雲台=釜山のビーチの地名)」になっていた。もとのお店は移転or無くなっちゃったのかな(内装は変更中。前側の平田牧場の豚のポスターはまだあったので、もしかしたら店名変わるだけなのかもしれないが)。向かいが某協会系ドリンク事業の一和という微妙なロケーション、路地入り口にはおんどる、味(まっ)ちゃんなどに強力競合の人気店数店もあり、そのため回遊性も微妙で客足も遠のいているのか。裏通りで店舗も小さいので、表通りより早く(韓流ブーム終了客足ダウンの)影響出ちゃったかな。

撤退店も多いなかで勝ち組は女子向けにシフトしたかわいい店舗でデリカ、土産店舗、深夜店、出前配達を併設し安定している「おんどる」系、まだドンキ脇の韓流屋台村跡地にビルを建てる表示を出している「とんちゃん」辺りか。

てじまうる系自体は、食に熱心で、いまではポピュラーになってしまっているが平牧をいち早く取り入れ、豚肉の勉強会とかもやってたしタッカンマリ(鳥一匹を鍋で煮込んだものを辛いたれで食するもの)は新大久保でも一番といわれるくらい美味しいほうだったのだが(残念ながら鳥が美味しいといわれてしまうくらいで、近年の変わりサムギョプサルの流行のせいで豚ではあまり差別化はできていなかったように思う)。確か一時期はマッコリバーの先駆けでもあった新宿西口店(現在は日本食のNIGORIZAKE BAR 濁酒本舗 tejimaulになっている)もあったし、新大久保駅よりなほうには系列店の小さな日本酒蕎麦屋(こちらも店名はてじまうるではない)は残ってるのだが、韓国食からオーナー出身地の山形の日本食にソフトランディングしたようだ。韓国系でも比較的食にちゃんとしてたとこが新大久保で先になくなっちゃうと残念。10周年まではブログで確認できるが11年目までは旗艦店はもたなかったか。( http://ameblo.jp/teji-maul/ )

あとそこそこ食にこだわってて美味しいのは大久保ではないがフュージョン韓国料理のTEJI TOKYO系と、ドンキホーテより東新宿よりの路地裏の宋家(そうけ)ガムジャタン、老舗店ではハレルヤくらいかな。

しかし、よくみるとここの跡地に出来るヘウンデも、ヌタウナギとアナゴ焼き専門店とニッチでいく感じなのですごいな。