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ロッテの偉い人がここに工場を作ったことで大規模な韓国人を含む雇用を産み出し、街の方向性が多文化方向にふれることが決定的となった新大久保。ロッテのガム工場は象徴的であった。しかしいまは老朽化のため稼働していない。
ここはブームと関係なく取り壊してなにか開発されること自体は決まっていて、いまは跡地は新本社になるとかではといわれてはいるが、建設計画はまだ投稿日現在表示されていないので噂にすぎないのかもしれない。
ただ向かいの寮はすでに取り壊しが入っている(私道で分割された宅地となり、すでに販売されている)。こちらの工場も更地になるのは時間の問題なんだろう。いま見ておいた方がいいかもしれない。
線路側の看板はもうないし、稼働している空気ももうない。あんなに不思議と滞留していたガムの香料の匂いもなくなり、わけありっぽさがなくなった。近隣のハングルキリスト教会もなくなり、道路も広くなり、日雇い労働者の宿もどんどん縮小されほぼ絶滅に近くなっている。韓流ブームのあと、次にこの街はどんな顔を見せるのだろうか。

※2017.02追記 解体工事が始まったという情報あり。2017.03追記 アスベストあり建築物の解体のため、外観は見られない。



ロッテ 際限なき成長の秘密